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  • 執筆者の写真ダンモOB会事務局

Boyd Lee Dunlop (pf) 85歳

♠ 星野正治さん (69鑑賞部) からのメッセージ、第1話です。

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当方は自宅オフィスで仕事をしており、ラジオ(WNYC-FMという公共放送)を聞きながら謂わゆるナガラ族で仕事をしておりますが、昨年12月に自分も知らなかったピアノ奏者の「発掘」紹介がありました。

このピアニスト名はボイド・リー・ダンロップBoyd Lee Dunlop (85歳)。そう、勘の良い人は気付いたでしょうが、ドラマーのフランキー・ダンロップ(セロニアス・モンクのドラマー)のお兄さんなんです。過去にレコードが発売されているか否か不明ですが、この人は独学でピアノ演奏を覚え、弟のフランキーのドラムを教えたとの由です。プロになった弟と異なり、本人は地元NY州バッファローBuffaloを離れずに製鉄所、鉄道で働き地元のクラブでピアノを偶に弾くということだったようです。アメリカでは実力がありながら結構地元に居つき離れることなく、という隠れた名人プレイヤーが居るのですが、その一人と云えましょう。

バッファローの養老院を偶々別件で訪れたドキュメンタリー写真家が、そこのボロボロになったピアノを弾いているこのピアノ奏者を発見され、素晴らしいのでこの写真家がプロデゥースしてアルバム「Boyd’s Blues」が発売されることになった、との由です。 以下のウェブサイトに入って頂くと、上記の紹介記事があります。 http://www.npr.org/2011/12/10/143388964/a-jazz-pianist-gets-his-big-break-at-age-85

一番上の左にあるListen Nowをクリックすると、本人へのインタビューを含めた紹介番組(英語)を聞くことができます。そして、画面の中・左側にある“Boyd’s Epic Journey” あるいは“Boyd’s Swinging Blues”をクリックすると、アルバムの中の曲を聴くことができます。当方の実感でいうと、多少古いなーとは思うものの、スウィング・ジャズではなく、バップ以降ジャズであり個性がそれなりに出ている、という印象を受けました。

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