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復活!! トークライブ《ダンモ研のジャズ研究会》 ダンモ研のラテンジャズ研究会~チャカポコのすべて教えます~

9月29日(日)

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早稲田大学 小野梓記念講堂

ダンモ研のラテンジャズ研究会~チャカポコのすべて教えます~

チケットは販売されていません
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日時・場所

2024年9月29日 13:30 – 16:00

早稲田大学 小野梓記念講堂, 日本、〒169-0071 東京都新宿区戸塚町1丁目103−18

イベントについて

早稲田大学モダンジャズ研究会(ダンモ研) 無料イベントのご案内

トークライブ《ダンモ研のジャズ研究会》は2019年のVol.4を最後にコロナのために途絶えておりました。トークライブ《ダンモ研のジャズ研究会 Vol.5》を開催いたします。

日時:2024年9月29日(日)開場13:30 開演14:00

16:00終了予定です

場所:早稲田大学 小野梓記念講堂(入場無料・事前予約制)

新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学27号館地下2階

チャカポコの逆襲

エルカミナンテ 岡本(卒1982/b)

1940年・ニューヨーク。キューバ生まれで、チック・ウェッブ楽団やキャブ・キャロウェイ楽団の音楽監督もつとめたサックス奏者/トランペット奏者/アレンジャーのマリオ・バウサと、彼の幼馴染みでシンガーのマチートが中心となって、アフロ・キューバンズが結成されました。その名のとおり、アフロ・キューバンのリズムとジャズのイディオムを合体したこの楽団は、それまでにない画期的なサウンドで一気に人気を獲得します。

ジャズ界でいえば、ちょうど、ビバップ革命が起こり、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーといった若手のジャズメンがそれまでのスウィングジャズを打ち破り新しい次元に足を踏み入れていたとき。この動きは互いに連動して刺激を与えあい、当時、アフロ・キューバンとジャズの共演は盛んに行われていました。

しかし、やがて50年代に入ると、ラテン界はマンボの黄金期に突入! 全米を巻き起こんでマンボ熱狂の時代となります。

一方、ジャズでは、ハードバップの時代に入り、コンボの演奏が中心となっていきます。

そしてこれ以降、ラテン音楽とジャズとは、あまり接点がないままに進んできたように見えます。

が、しかし、現地に行ってみれば、ラテン音楽とジャズ(だけでなく、実は、ファンクやソウル、R&Bなどなど)は、現場レベルでは常にすぐ隣に寄り添って存在してきたことがわかるでしょう。40年代から現在まで、変わらず互いに影響を与え合ってきたわけです。

今回の「研究会」では、そういった流れの中での互いの存在感を確認するのが目的のひとつ。

そして、「ダンモの中でのアフロ・キューバン」を改めて解明するのがもうひとつ。

私自身は、1978年にダンモに入ってベースを始め、レギュラーもやらせていただきましたが、途中で4ビートに飽き足らなくなり、ラテン音楽を志向するようになりました。とはいえ、ダンモの中でラテンをやろうとしても、いちばんの問題は、リズム・セクションの不足。

「モダンジャズ研究会」であり、ジャズを求める方々が入部するわけですから、仕方ないといえば仕方ない。が、特に管楽器奏者の方々は、いかにアドリブを上手くとるかということが第一義となっていて、なかなかリズムにまで気が回らない方が多いのも事実。これは別にダンモにだけいえることではなく、日本ジャズ界全体の問題(笑)であるようにも思えますが、やはりソロ至上主義の方々にとっては、アドリブしてなんぼですから、リズム云々には無頓着な方が多いように思われます。そのあげくに出てくる言葉が「チャカポコ」(笑)。要はリズム主体のラテン音楽を馬鹿にしてるわけですね。

(ただ、森田先輩〔タモリさん〕の時代にはこの言葉は聞いたことない、ということなんで、どのへんから出てきたのか、興味深いところではあります)

そしてそんな中で、私がダンモにいた当時(1980年ごろ)、「チュニジアの夜」や「グリーン・ドルフィン・ストリート」のときには、みなさん“アフロ”というリズムでやってましたが(途中で4ビートにチェンジ)、あの“アフロ”とはどこから来たものなのか?

・・・ラテン側からいわせると、あれは完全にアフロ・キューバンのリズムなんですよね。

それをダンモの中でみなさん、どのように解釈して演奏していた(いる)のか?

それがとても興味深く、突き詰めてみたいところです。

ダンモ研・パネリスト

岡本郁生(卒1982/b) 岡崎正通(卒1968/鑑賞部)  佐藤達哉(卒1980/ts)

ゲスト・パネリスト 司 会

ウィリー・ナガサキ あびる竜太 渡辺康蔵(卒1979/as)

当日はナガサキさんのラテンリズム実演とあびるさんのラテンピアノ実演も予定‼

★ イベント会場の講堂は立ち見不可のため事前予約制といたします ★

約200席の講堂であり、過去の《ダンモ研のジャズ研究会》の参加者数を鑑みて満席にはならないと予想しますが、大学から立ち見を禁じられておりますので、お手数ですが

事前のご予約をお願いいたします。ご予約はダンモ研OB会アドレス、

kanji2@wasedanmo.net

へのメールで承ります。

当日の受付に置くご来場者名簿にお載せするために、メールにはご自身のお名前をお書きください。

ご自身以外の方の予約を一緒にする場合、当日の受付に置くご来場者名簿にお載せするために、人数だけではなく、その方のお名前もお書き添えください。

万が一、満席となった場合は予約終了といたします。なるべくお早目のご予約をお勧めいたします。

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トークライブ《ダンモ研のラテンジャズ研究会~チャカポコのすべて教えます~》の

ご予約・ご来場を心よりお待ち申し上げます。

早稲田大学モダンジャズ研究会OB会

会長・的場直人(卒1985/ts)

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